〇結論「寝ましょう」
最近、睡眠不足に陥っている感覚がするので、その状態についての綴っていきます。なるべく誇張はしないようにし、どれだけの影響があるのか参考になれば幸いです。
というか何気に記事が長くなったので、読むのが飽きた時点でこんなページはさっさと離脱して寝ましょう。
睡眠不足の時の症状一覧
ひとまず、ざっと一覧にしてみます。
肉体的な感覚
- 常に眠い
- あくびが止まらない
- やたら目が乾く
- 体がふらつく
- 瞬きが遅くなる
- やる気に体が追いつかない
- 動きが鈍くなる
- 壁にぶつかる
頭脳・意識的な影響
- 頭が働かない
- 記憶がもたない
- 計算ができない
- 判断力が落ちる
- 意識はある
- 反応が遅くなる
- (信じられないほど)簡単なミスが増える
精神的な影響
- アイディアパワーが落ちる
- 悪い夢を見る
- いつもよりやる気が陥る
- 楽しいことが楽しめない
覚えてる限り書き出してみましたが、ろくなことがないですね。状況によっては命に係わる事故へ発展しそうです。
肉体的な影響
常に眠い、あくびが止まらない
これは想像しやすいんじゃないかと思います。仕事中の小休憩や昼休憩に仮眠をとる、というような対策をしてみるものの、ほぼ焼け石に水です。全然眠気が薄まりません。運が悪いと中途半端な睡眠のせいで、余計に眠気が増すようなときもあります。
あくびなど、眠そうな雰囲気を見せると咎められるような環境だと地獄です。
目薬刺したり、手首をつねったりしても、それでもひたすら眠いです。意識を保つために生命力を使っているような感じがします。
あくびが止まらないというのも、結構うっとうしいです。
やたら目が乾く、瞬きが遅くなる
涙の分泌が低下するからなのか、目が本当に乾きます。あまり自覚が無いのですが、瞬きの回数も堕ちてるのかもしれません。
また時間が過ぎて、夕方に差しかかる頃には瞬きが遅くなります。健康的に特に問題なく元気な時は、瞬きはパチッと、1回0.1秒ぐらいの瞬間的な出来事でしょう。これが睡眠不足の時はのっそりとします。目を閉じて0.5秒ぐらいしてから開く。体感的な数字ではありますが、これぐらい時間かかります。意識してやってるわけではなく、瞬き一回が本当に重くなります。
体がふらつく、動きが遅くなる、壁にぶつかる
傍から見ればなんともなさそうですが、体が今にも倒れそうなのをなんとかバランスとってる感じです。歩いてる時でも、なんとなく倒れそうっていうのを自覚できてます。それを倒れないように、でもふらつかないように、なんとかバランスを保ってます。
また、体が動きにくくなります。全身が痛みのない筋肉痛になったかのように、痛みはないけど、なんか体が動いてくれない。そんな状態になります。
後述する「反応が遅くなる」というのも合わさって、体が壁にぶつかったりします。肩や腕が壁にぶつかったり、歩いてる最中にだんだんよろけていって壁にもたれかかる様にぶつかったりします。
とにかく意識のわりに、体が言うことを聞いてくれません。
頭脳・意識的な影響
頭が働かない、記憶ができない、計算ができない、判断力が落ちる
例えば記憶。
部活でも仕事でもなんでもいいですが、何かやってほしいことを頼まれた時は、3つまでが限界です。それも、説明も含んだ手順を教えられた場合は、言ってることの2-3割は記憶に残らないです。3分前に何の説明を受けたのかも思い出せなくなります。
例えば計算。
2桁以上の計算ができなくなります。まったくできない問うわけでもないですが、1分以上の時間がかかるのは当たり前になります。
総じて思考力が落ちます。
計算するなら紙に書きだしてやればできるだろう。そう感じるでしょう。では実際に計算してみるとして、
15 + 23
上の計算をする状況になったとしましょう。小学生でも解けるようなとても簡単な計算です。
- 文字が書かれているのは分かるが何が書かれてるのか分からない
- 数字だと認識して、計算をするんだと判断する
- 「15」と「23」が何と書かれている文字なのかを考える
- 数字の15と23を足し算するんだと解釈する
- 計算しようとするが、「15」が何と書かれているのかを思い出す
- 3回ぐらいループをして足し算を始める
1-6までの工程は5分ぐらいです。長い時は10分かかります。
10分もの間、何してるの思われるでしょう。直前に何をやっていたのかを思い出すという作業を何回も繰り返してるか、意識が無くなってます。テレビの電力が突然切れて、画面が真っ暗になってる状態が分かりやすいかもしれません。その状態が何回か起きてます。
反応が鈍る、信じられないようなミスをする、意識はある
意外にも意識はあったりします。
友人が横から話しかけながら肩に手を乗せてきた、ボールが横から足元に転がってきた。そんな状況があったとしましょう。
友人が自分の方に話しかけながら寄ってくる、ボールが自分の足元に転がってきている。それを認知することはできてますが、反応ができません。体が動いてくれません。首はおろか、目線さえも動かせません。肩に手を乗せられる前に振り向く、ボールを蹴り返す。そんなことはできて当たり前と、自分自身が分かってても、体は一切動いてくれません。1-2テンポ遅れて反応します。
そして友人は言うだろう。「気を失ってたのか」と。意識はしっかりしてる。けど、体が動かない。
それらが積み重なって、自分では絶対するはずのない間違いをするようになる。自分自身が信じられないぐらいの、ものすごく初歩的で簡単なするはずのないミスを、何度も重ねる。
- いつも使うエレベーターの階を押し間違える
- コーヒーを入れるために沸かしたお湯を捨てる
- 横断歩道の信号機の赤と青を間違える
何故こんなミスをしたのか、自分でも分からないのだ。
精神的な影響
やる気が起きない、楽しいものが楽しめない
ここでいうやる気が起きないというのは、いつもの自分と比べてということです。やる気自体は人それぞれ様々ですし、やる気を起こす方法自体もあるですが、そういうのとは関係なしにやる気が沸き起こりません。
いや、やる気はあるものの、心に燃料が無いと言いますか、なんか体が動いてくれません。本当に動かないんです。
楽しいものが楽しめないというのも致命傷でしょう。娯楽や感情を失ってます。クリエイターと呼ばれる人であれば、新しい知識や価値観を感じ取ることができなくなってます。心や感性が衰弱していきます。
睡眠不足の手っ取りばやい解決策「寝る」
寝ましょう。
これに尽きます。四の五の言わず、さっさと寝ましょう。
睡眠の質を上げる方法論が世の中にたくさんありますけども、質以前に睡眠の時間自体が短いことが一番の原因です。質を上げればより良いのでしょうが、それよりもまず根本的な量を確保しましょう。
人によって最適な睡眠時間は異なりますが、眠いと思ってる時点で寝不足です。
より最適な睡眠方法を探す前に、さっさと寝ましょう。
勉強?
運動?
情報収集?
イラスト?
一旦中止です。中止できるものは中止して、寝ることに時間費やしましょう。貴方は緊急事態です。寝るという集中治療が必要です。完全体で復活するために、寝ようよ。
ちゃんと寝る期間は、一週間続ければ変化を実感しました。少なくとも、頭が全く働かないということは無くなりました。
一週間、長く寝ることに頑張ろう。
まとめ
寝よう。少しの間。おやすみ。
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