#4 ミナタクの設定の復習

 二代目でじこ、ぷちこ、うさだ出なかった。イラストは一番下。

 ミナタクと初代うさださんは仲良しで、同じ高校に通うようになっている。おわり

ざっくりとあらすじ

 ミナタクが主軸の一話。

 高校生になったミナタク、登校中に同じ学校に通う女の子3人に一目惚れされる。教室に辿り着いてクラスメートになっていた初代うさだと会い、幸福を噛み締めておしまい。
ホントにこれで終わり。

 途中でミナタクに一目惚れした女の子たち3人、元気出してくれ。会社と題材が変われば、貴方たちは主人公だ。

 ミナタクさんメロンパン好きなのね。実際に食べてお腹壊したのは納豆パンだったし、メロンパン食べてる描写が思いつかないけども。

新しい設定に記憶をアップデートしてね

 説明口調の流れは今さらもういいとして、ミナタクはめでたく高校生になっているんです。2013年の15周年記念のマンガの時に、初代うさださんが高校受験やってましたって言ってたので、あの後の時間軸での世界観なんだなって改めて分かりました。

 初代うさださんは高校生になったけど、初代でじことぷちこの時間はどうなったのかというのは、適当に都合つけて流しといてくれ。

 アニメの中で「学校ではラ・ビ・アン・ローズとは呼ばない」の約束を守っているあたり、ワンダフル-スペシャル期の記憶と設定をベースとした物語になっているんですね。ということは、このアニメはもう言い訳の効かない、ワンダフル-スペシャル期の続編ってわけです。
それに伴って、15周年から追加された「女神ブロッコデス」とか「ミナタクと初代うさだは高校生」というのは正式な続編なので、昔の記憶を大切にしつつも今の設定に記憶をアップデートしていってねという含みも感じられました。

 ただこの辺は初代ファンにとっては大丈夫でしょう。公式で展開されている設定ですし、現在進行形で動いているのですんなりと受け入れてるっぽいし。さらに、15周年以降でデ・ジ・キャラットを知ってファンになった人には、過去の記憶や思い入れによるしがらみがないので、苦も無く理解できるでしょう。

ほかのキャラは?

 初代でじことぷちこは第4話の最初と最後に出てきました。ほとんど刺身のツマのような感じではありましたけど。とりあえず出しておくっていうノルマでもあるんですかね。
二代目でじこは出なかった……。二代目うさだ・ぷちこはもちろんのこと、女神ブロッコデスやブシロちゃん、ゲマまで出てこなかったよ。

 というより、舞台をミナタクやうさださんが通う学校にすると、他のキャラクターは途端に入れなくなっちゃうんですよね。キャラクターの物語として魅せるなら問題ないんですけど、『デ・ジ・キャラット』という世界観で考えると結構動かしにくく感じます。

正直なところ

 第4話については正直、たいくつしました。

何せミナタク自身についても、初代うさださんとの関係についても知ってるし、今になって改めて説明されてもという感じではありました。ただ、デ・ジ・キャラットのデビューがこのアニメである場合の完全に新規の人であれば、ちょっと説明するような感じになるのは仕方ないかなとは思います。

 キャラの特徴や関係性はアニメの演出とエピソードで感覚的に知らせるべきだとも思いますが、今回のアニメはワンダフル-スペシャル期の続編であるというのがネックでもありますし、かなりの時間が経っているというのも原因の一つ故かもしれません。
ただし、「本当に好きになった or 気になった人は、わざわざ最新話で説明されなくても、自分から過去作を観て世界観やキャラクター性を把握する」という論については、確かにそうですねとしか応えられない。

 ただしワンダフルも一話ごとに見ればここまで説明口調ではないにしても、そんなに差はない気がします。絵柄も長く見てればいつの間にか受け入れられるでしょう。ミナタクはワンダフル-スペシャル期にあった、見た目の幼さがなくなって大人な感じの見た目になってますね。高校生らしくていいんじゃないかな。初代うさださん然り。

1-4話まででの感想

 (今回のアニメが12話までやると想定)

 正直なところ、思ったほどのものでもなかったなぁという感想です。

 二代目D.U.Pのファンなので、15周年からの設定で未だ晴れない不満が溜まって燻ぶっているのもあり、今回の初代様のアニメ化はかなり悔しかったです。十分想定していたとはいえ恐れていることでもあったのでダメージもあったと言えばありました。ただ、第一話を乗り越えるとそれほどでもないなって感じがしました。
二話三話と進んでいくごとに、アニメを見ればまぁ面白いのは面白いんですが、思ってたほど気持ちが温まらないし冷めるのも早くなってる気がします。

 これが単なる思い出補正によって今のアニメを受け入れられないから、というのであればそれで終わるのですが、それでも自分で自分を疑うほどに熱くなれない。アニメはアニメとして楽しみたい。
予想では次のアニメが楽しみで、次の放送日までが待ち遠しくも日々を過ごしていくものだと思っていたんですが、自分はイマイチ……。

 でもデ・ジ・キャラットと初代D.U.P黄金期と呼ばれて、多くの人から「面白い」「神アニメ」って聞いて育ったので、ワンダフル期のアニメが放送されていた当時はみんな楽しんでいたんでしょう。多分。

 それとも5分程度の短編アニメは毎週ごとに観るのではなく、全部放送が終わってから一気見した方が面白いって思えるんですかね。
心の奥の片隅の片隅で「初代D.U.Pでワンダフル期ベースなのだからつまらないはずはない!」って信じてます。

 まだ調子が出ていないだけで説明不足だったところを補足しているだけ。次からが本番だ。1クール2/3パートが来週から始まるので期待を寄せてみよう。今度こそブシロちゃんか女神ブロッコデスが出てくるはずだ。

OPのうさだとぷちこは?

 OPで二代目でじこの姿から女神ブロッコデスの姿に変わるシーンがあるけど、その後ろでポーンと空に飛びながら、うさだがまじんがっぱに、ぷちこがほっけみりんに変身が解けるという場面。これ流れ的に飛んで行ってるのは二代目うさだ・ぷちこだと思っていたんですが、服装を見ると初代ぷちこなんですよね。となるとすぐ隣に一緒になって飛んでるは初代うさだである可能性が高い。

 ここのシーンのためだけに、二代目うさだ・ぷちこが初代の服装に着替えていたのかというのもまたおかしな話で、実は初代うさだ・ぷちこもまじんがっぱとほっけみりんの変身だったという、のちの展開の伏線であったとしてもそれはそれで問題になりそうな感じでもあって。

 二代目でじこのアニメ用のキャラデザといい、なんか微妙なところにほつれや崩れ落ちてる所がある、なんとも言えないアニメ。まぁまぁこんなのはただの言いがかりでしょう。重箱の隅をつついてるのと同じ。

このアニメの強さは5分アニメであること

 メイン番組に付属されてる5分アニメというところがこのアニメの強いところです。

 仮に今季アニメの覇権やTOP3に入れば「5分アニメなのに」となり、あまり反響がなかったり思ったほどの手応えがなかったとしても「5分アニメだし」と言い訳が出来ちゃう。勝つことはあっても負けることはないという、かなり美味しい位置です。

 だがこれは布石かもしれない同志たち。このアニメが終わった後に「実は映画の企画がありました」とか、「スペシャル期のような30分アニメを1-2話作ってました」というのは十分にありえる。だから、心の防御を緩めるのは少し危ないかもしれない。何があっても受け止められる、受け流せる、立ち直れるという気位は持っておいた方が良いだろう。

 このアニメがテレビ放映でのアニメ化企画じゃなくて、YouTubeでの企画で隔週とかで配信されてるアニメだったら威力大きかったですね。見るためにはYouTubeのチャンネル踏まなくちゃいけなくなるというのも、希少性高くなるのでより威力増してたと思う。ひとまずは軽傷で済んだ。

終わりに

 個人的にはあまり楽しめない4話だったけど、多分みんなの評判は良いはず。初代うさださんが学生服姿で出てるし。いい感じにデ・ジ・キャラットの世界観や知識も整ってきたところで、来週からはアニメ中盤戦がスタート。次からが今回のアニメの本番だ。

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