3年間の活動報告【2020-2023】

 2020年の夏頃から2023年夏までの間に行った活動内容を振り返り、成果を振り返ります。

業界の動き2020-2023年

 デ・ジ・キャラット界において一番大きなニュースは、2022年秋に公開された『令和のデ・ジ・キャラット』のアニメです。その前までドラマCDや20周年記念、コラボレーションなどのメディアミックスはされてきましたが、一番影響の大きいのは2022年のアニメ化でした。

 これによりデ・ジ・キャラット公式に対する期待値と、初代デ・ジ・キャラットおよび初代D.U.Pへの新規ファン開拓の効果もありました。

 ただし今回のアニメ化は2013年の15周年記念で発足された公式展開からの世界線のため、二代目でじこ・うさだ・ぷちこは登場しておりません。二代目D.U.Pの姿をした女神様、ほっけみりん、まじんがっぱは出てきましたが、二代目D.U.P本人たちは出てきておりません。
また、その後の二代目D.U.Pに関する商品展開やメディア活動については、大小を問わず現在においても公開されておりません。

 このため令和版アニメによる二代目D.U.Pの認知度や愛着の向上については、初代D.U.Pほどの効果はなかったと考えられます。

3年間の活動内容

 以下、3年間の間に行われた活動内容を記します。

・イラスト
  合計46枚(背景違いと二代目D.U.P以外のキャラの場合は計上しない)

・GIF
  なし

・アニメーション
  なし

・短編マンガ
  4個(4コマ漫画を含み、4コマ未満でイラスト形式のものを計上しない)

・マンガ
  夏コミ18ページのもの

・3DCG
  Blender、UE4ともになし(未完成のものを計上しない)

・SNS活動
  Twitter:フォロワー100人以上150人未満

3年間の評価

 『 人間未満 』

 以下、特筆すべきものについて詳細を記す。記さないものについては、評価に値せずとする。

イラストが50枚に満たない

 最も工数が低い創作活動であるイラストにおいて、3年間という時間を費やした結果が50枚にも満たないというものには悪い評価をつけざるを得ない。

 3年間は日数にして1095日。ざっくりと計算すると、23日で1枚しか描いていないという計算です。最低でも一週間に1枚は描けなくてはいけないのではないでしょうか。ありえない。

アニメが完成していない

 令和版のアニメ製作に触発されて2021年夏から企画。2023年夏になりましたが、未だに前半パートの二原が終わってる段階で止まってます。この後は後半部分の二原工程と線画の全体チェック、彩色、背景、撮影が控えております。

 2年もの時間を消費しているんですから、すでに完成しててもいいはずです。

コミケの出展が1回のみ

 全体的にマンガの製作が少なすぎます。

 二代目D.U.Pの発展において重要な要素の一つが、心のよりどころとなる大きな作品が少ないことです。Twitterでのイラスト投稿による交流の根幹は、知ってる作品を元にした思い入れや感情、表現の共有です。世界観を拡張したり深みを持たせるためには、そもそもの作品が必要なんです。

 流れてきたツイートを見てたまたま興味を持ったとしても、そこから作品の詳細を知りたいと興味を持つ人は限定されます。そして、せっかく興味を持ったとしても世界観を噛み締めたり、キャラクターを知り愛着を抱くためのマンガやアニメがないとなると、そこで興味の灯火は消えます。
無いから作ってやると意気込む人は、娯楽作品の溢れかえる現代には99%いません。

 そういう背景があるのを理解していながら、マンガページを作って公開したのが2023年に入ってから。コミケに参加したのも2023年夏の1回だけと、製作本数が少ない上に行動も遅すぎます。

総合評価

 楽しみたいだけのファンであれば、なかなか満喫しながら頑張ってるねで終わります。しかし

好きで終わらせない
絶対に二代目ファンを開拓する
過去から今までいる公式とその関係者とファンすべてに勝つ

と決心したからには厳しく反省しなければいけません。

 イラストに限らずそこそこ別ジャンルの創作活動もこなしたようですが、上記の前提があるならばやって当たり前、できて当たり前です。何一つ勝てないはありえない。

個人的な思い

 2023年の夏コミに出展できたことは貴重な体験でした。訪れた方、創作物を手に取ってくださった方々にも嬉しさと感動に満ち溢れています。

Twitterにおいてもいいねをくださる方や、RTで結果的に二代目D.U.Pを知るきっかけ作りに協力してくださってる方、そして令和版アニメが公開されてから新たに知り合い交流してくださる方、みんなすべてありがたいことですし、かけがえのない存在です。そういう方々が居ない時代を経験しているので、より強く実感しています。

 されどそれはそれ、これはこれとして、自分は「本物の二代目D.U.P」の愛着を上げてファンを増やすと自分で強く志したのです。誰かに言われたりそそのかされたり、頼まれたからやってるわけでもありません。自分で決めたんです。それなりのやる事や成果を出さないといけないんです。
その活動のために犠牲にしてきたものちょっとあるので、なおさら評価は厳しく受け止めているんです。好きというファンだけでなく、今よりも発展させる存在としての志もあるからです。

 二代目D.U.Pだけに限らず初代様や別の作品、流行りの作品なども手を出せば、Twitterのフォロワーが増えたりインプレッションが向上したりというのはあると思います。ただ、それが心からやりたい事なのか、交流して楽しみたいだけなのかというと「うん」とは言えないです。

 自分のやり方は楽しいことより苦しいことの方が多いと思いますので、自分のやり方や心構えを自分以外の方には絶対すすめないです。というより、やらない方が良いです。心が擦り切れるだけです。
Twitterなんて楽しいものだけ取り入れて省ストレスに交流してればいいんです。本来趣味はそういうものなんだと思います。

 Twitterでの活動の仕方は、正直なところ使い方下手だったんだろうなとも感じます。今までのやり方が良かったとは思えないです。そうはいっても企業ではないですし、ガンガン宣伝していったとしても良い効果は得られなかったとも思います。

初代様を描かなくなった理由

 一番大きいのは、描いてる場合じゃないからです。
初代様より圧倒的にコンテンツ不足に陥っている二代目D.U.Pの製作にリソースを割かなくてはいけないです。

 次いで、初代様を描いても二代目には効果が波及しないからです。
二代目をメインにしながら初代様を描いたら初代様にも意識が向きますし、知名度も高さもあってインプレッションも高まるとは思います。ただ初代様をメインにしたり、初代様だけのイラストを描いても、そこから二代目D.U.Pにも興味や意識が広がるというのはほぼ起こらないです。
初代D.U.Pは知っているけど、二代目D.U.Pは知らない(ついでに興味もない)。というのが多いからです。

 あとは自分が描かなくても、こうしている間に世界のどこかで誰かが描いてますから。自分程度のイラストは間に合ってます。

終わりに

 8月30日にうさださんの誕生日があったので、初代うさださんのイラストを20枚は見かけました。だったら自分は二代目ファンとしてもイラストを20枚は描くのが当たり前なんですが、1枚たりとも描き上げてない。そういうところが人間未満という評価に繋がってるんです。

 1ヶ月の内に初代様のイラストが100枚描かれたなら自分は101枚描かなければいけないし、アニメが10話作られてるなら自分は10話作らなければいけない。自分の場合がそれが当たり前ですし、同じ人間なんだからできるはずだったんですけど、何かを間違えてたんです。

 間違いは正されて然るべき。ただ、後悔だけはなかった。

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