順当に行けばキムタクと初代ぷちこのエピソード。別の選択肢で女神様とブシロちゃんエピソード。
新しい話 or 改良版のお話
前回がミナタクとうさだが高校生になっていて、同じクラスメートになってましたという話だった。このまま予想すると、ワンダフル期の流れでなんとなくの自己紹介で無難に終わるか、もしくはそろそろ新しい展開として女神様とブシロちゃんのエピソードがあるかもといったところ。
ミナタクとぷちこ説
ワンダフル期の流れとはいっても、時系列的に続編という展開でやってるアニメなので、ミナタクと初代ぷちこはお互いにもう知っているし、それだけで4-5分のアニメ一話をやるのは流石に厳しいだろう。なので同じ流れをそのままやることはないと思われる。
やるとすれば、ぷちこのめからびーむにまつわるエピソードで、24年の時を経てぷちこのめからびーむはパワーアップしていた。もしくは、新しい特性が付加された。はたまた、めからびーむに囚われずにもっと別な能力や特技を手に入れていた、みたいなことが考えられる。
今回のアニメは、内輪ノリに近いメタ要素の小ネタも露骨に入れてきてるので、ぷちこの中の人にまつわる小ネタもやるかもしれない。というかあの社長のクセを聞いてる限りやりかねない。ただ正直なところ、声優ネタって全く興味ない。2013年の公式展開よりも興味ない。
いずれにしても、第4話ではミナタクをベースにした初代うさだの話だったので、第5話ではぷちこにスポットライトが当たるんじゃないかと予想。やるとしたら中の人的なそんな感じのもの。
女神様とブシロちゃん説
ほとんど焼き直しとはいえ、せっかく新作アニメという体で放映しているのだから、そろそろブシロちゃんにまつわるエピソードが出てくる。ハズだ。というか、それをやらないと何のために新キャラ登場させてまでのアニメ化なのかが分からない。
結構前の記事でも書いた通り、多分ブロッコリーとしては女神ブロッコデスを推していきたいはず。何かしらの新しいキャラやコンテンツを展開して、新規顧客と世代の拡大をしていきたいんじゃないかと思ってる。実際のブロココンテンツのリリースとしてはお姉様向けの作品に比重が置かれてるが、紳士諸君をぶっち切っちゃうのもしたくないんじゃないかと。
なので女神様にまつわるエピソードをまた一つ展開して、いまいち印象として薄いブロッコデスの深堀をしていくと考えられる。まだ4話とはいえ、だいたい隔週で女神様の見せ場は出てきているので、今週はその可能性あり。
もしくはブロッコデス関連でブシロちゃんのエピソードを展開することで、ブシロちゃんのキャラ性が深掘りされるんじゃないかとも予想できる。
ただ、一話まるまるブシロちゃん単独のエピソードだとすれば、もう最初からブシロードの独自コンテンツでアニメ化してれば良いじゃんとも思うので、それはやりにくいんじゃないかと。
下準備が整ってここから中盤戦
第1-4話までをざっくりとまとめると、それぞれのキャラ紹介といった感じです。このアニメのキャラはこんな感じ〜、だいたいこういう設定ということにしてます〜、キャラにまつわる性格やサブキャラはこういうの〜、みたいな。
このアニメは後でまとめて見るタイプ
ここまでほぼリアルタイムで見てきているんですが、正直言うとそんなに面白いと感じないです。ただしそれには理由があります。
まずこのアニメは4-5分程度で終わるアニメで、メイン番組の抱き合わせのような立ち位置です。なので、よほど面白いアニメか自分の感性に合った場合でない限りは、毎週楽しみにテレビの前で待つといったスタイルで見るものではないと思います。
時間も短いので、見せられるものの量も制限がかかると思うかもしれませんが、個人的にそれは言い訳だと思います。時間が4分なら、4分の間で面白い話を考えるのが製作する立場のハズです。
またワンダフル期に放送されたアニメも同じ時間でやってましたし、ワンダフルという一つの番組の中の一部でした。思い出補正をのぞいて、条件は同じです。今はワンダフル期のアニメを全部一括で見ることができるので面白いと感じられますが、一話一話の内容やクオリティは今回のアニメと大差ないです。
なので、今回のアニメはリアルタイムで追うよりは、後で全話一気見するのが一番良い楽しみ方なんじゃないでしょうか。
シリーズ構成も桜井監督なので予定通り
このアニメのシリーズ構成は桜井監督なので、ここまでは予定通りの流れなんです。シリーズ構成は第1話から最終話までの流れを組み立てる役割なので、あまり面白くない退屈な話があったとしてもそれは予定通りなので大丈夫なんだ。
先週でちょっと流れを緩やかにしたので、今週はなんか大きい波を起こすんじゃないかな。
アニメでブロッコリーに感じること
今回のアニメがブロッコリー社の本気だとは思えないです。もっと面白いというよりは、もう少し弾けたものが作れるハズなのに。
なんとなくですがアニメの演出を見ても、どうにも初代ファンに対してすごく慎重に作られてるような気がします。初代ファン自体はどうでもいいんですが、荒れないように無難な選択肢をとっているような感じがします。
今回のアニメ、ブロッコリーは協力という立場なのですが、どのレベルまで力を入れ込んでるのかがわからないです。ブシロードとガッツリ肩組んでる取り組んでるのか、二人三脚で引きづられてるだけなのか。前者の感じがイマイチしないんですよね。
考えすぎても二代目ファンにとっては、何も得るものは無いのですけどね。
二代目が出てないので悲しい
徹頭徹尾これに尽きます。
二代目でじこ・うさだ・ぷちこは出てないんだ。二代目の姿をした女神様・ほっけみりん・まじんがっぱが出ていたってだけで、二代目である二代目D.U.Pは全く出てないんだ。うん、悲しい。
今回のでなんとなく分かってきた。感じてきた。そうだね、二代目でじこ・うさだ・ぷちこを「二代目として」好きだったのは自分だけだったんだなって。そういうのを嫌でも感じざるを得ない。ただただ悲しい。
二代目に関する楽しい話、明るい話をしていきたいけど、どこを探してもないんだ。2013年で完全に無くなってしまったんだ。遣る瀬なさにと無力感に苛まれる。すまない。
それでも二代目を捨てない
じゃあ自分の好きなものを歪めて、捨てて、ねじ曲げて、大多数に受け入れられてるだけの設定に無理やり当てはめればいいのかというと、それは嫌だ。絶対に嫌だ。
たしかに大勢の中にいれば寂しくないかもしれないし、楽だと思う。自分の考えは捨てて、大多数に迎合してれば何も苦労もないし、余計な悩みもないんだろう。誰かが手を貸すので、心が餓えることもないだろう。
それでも自分の好きなものを歪めるのは嫌だ。捨てることはできないし、絶対にしない。むりやり今の展開に合わせるつもりはない。
自分は一人でも信じる。二代目が二代目として活きてて、初代様と一緒に生きてる世界を信じる。
二代目の魅力は自分が伝えていく。頼れる人がいないことは改めて分かったので、食料が無いなら自分で作っていく。
今回のアニメは正史であること
唯一、ノミのコンタクトレンズよりも小さい救いの点ですが、今回のアニメはワンダフル-スペシャル期までをベースとした正式な続編であるということ。
初代様の世界観をベースとしたものなので、二代目D.U.Pが出てきた世界線の話ではないということなので、最初から二代目は出ていない。つまり、女神ブロッコデスの変身や偽物ではないということ。
もしこの後のエピソードでそれを絡めた話をやったとしても、最後の奥の手として「それは認めない」ということで流していいです。それは初代ファンに行動でもって教えてくださったので。
さらに、今後のエピソードでどんな展開になったとしても、「それは初代D.U.Pにとっての正式な歴史」ということになる。極端な例として二代目でじこ・うさだ・ぷちこのように、「実は初代D.U.Pはブシロちゃんの魔法でした」ということになったとしても、それは初代D.U.Pの歴史であり設定ということになるわけだ。且つ、それがブロッコリーとブシロードの選択であり、初代ファンの総意であるということになる。
というより、そうなってしまった方が初代と二代目の間に生まれた崖は埋まると思うんですけどね。
終わりに
というわけで、第5話では初代ぷちこがベースのエピソード。もしくは、女神ブロッコデスとブシロちゃんのキャラ性を掘り下げる新しいエピソード。なんじゃないかな。
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