2023年の夏と冬のコミックマーケットにサークル参加して分かったこともあるので、それを踏まえつつ書き綴っていきます。
二代目ファンは実在する
自分の目で確かめるまでは信じ切ることができなかったのですが、2023年の冬コミの時に「二代目のファンなんです」という方がおりました。確かに存在していました。
その方も含めてあらためて、出展したものを受け取ってくれてありがとう。ですがそれ以上に「生きててくれてありがとう」と伝えたいです。
しかし、Xとかではほとんど見かけないというのがネットでの実際のところではないでしょうか。
これの理由は、かつて二代目D.U.Pを起点としたデ・ジ・キャラットの界隈がひどく荒れ果てた時期が永い間続いたので、二代目ファンは正体を隠すようになったからと考えられます。それでも良いと私は思います。
二代目D.U.Pで話そうと思ってもなかなか会話が広げづらいと思いますし、周りも何の話題を広げようか結構苦労すると思います。
今しばらくは二代目D.U.Pファンには物足りない気持ちに苛まれるかもしれませんが、どうか上手くしぶとく生き延びてください。
二代目D.U.Pの新世界
前々から提案していました通り、二代目D.U.Pは二代目D.U.Pとしての独自の世界観と路線で進んでいく必要があります。初代様と同じこと、もしくは似たようなことをしたとしても、それだと初代様の真似で終わってしまいます。
世界観もガラッと変えて、「初代D.U.Pと全然違う……!」というぐらいで良いんです。なぜなら初代様の世界じゃなくて二代目の世界なのだから。初代様の世界や作風はすでに初代D.U.Pのイメージで特化されてしまってるので、そのままでは二代目D.U.Pに適合できないんです。
初代様の背中を追っかけるのではなく、別の場所に歩いて行ってそこで山を築くというやり方です。
二代目D.U.Pの独自の世界や作風を作った方が良いというのにはもう一つ理由があって、初代様の焼き増しではジリ貧になってしまい、早い段階で限界が来てしまうからです。同じ舞台、同じ作風でやっても「悪い意味で初代様とやってることが同じ」となってしまうんです。
新規ファンの開拓を目指して売り込むことを目的とする場合、初代様のアニメのノリを二代目でやるのでは厳しいものがあると思います。
イラストかどうかを問わず、二代目D.U.Pで作品を作っているときは半分無意識に「これはイメージと違うんじゃないか」と感じるときがあるんじゃないかと思います。
大丈夫です。それは二代目ではなく初代様のイメージに引きずられている可能性が高い。二代目D.U.P独自の世界を創り出そうとする時、二代目D.U.Pには固定されたイメージがまだ存在していません。前例がないので試しにという簡単な気持ちで手掛けていいです。なんでもありのメチャクチャなことをやってくださいというわけではありませんが、二代目D.U.Pはもっと自由を利かせられる存在です。
初代様のファンも視野に入れるべきか
入れなくていいと思います。
というのは、初代様のファンは初代様にハートをがっちり握られているので、二代目に振り向くことはほぼないです。どれだけ媚売っても意味ないですし、時間と体力の無駄なのでやらないに越したことはないと思います。初代ファンが喜ぶのは初代様であるものなので、見向きもされないですから。
また、反発を恐れることもないです。初代ファンには「荒らし、もしくはそれに相当するものは徹底的に無視する」というのがあります。なので、こちらが二代目D.U.Pの独自の世界と作風を作り上げて展開し、どんどん新規ファンにアプローチしていったとしても静観していて下さるので気にせずやりましょう。
それでもみんながほしいもの
そうは言っても、二代目D.U.Pの独自世界線と作風を作っていくというのはけっこう難しいです。ただ難しいだけでなく、根気もかなり必要になるので疲れます。そしてみんなが本当に欲しいものは、こういった感じの提案じゃなくて、実際に形になった作品が欲しいんです。その気持ちは同感です。
そんなわけなので今年は去年よりもう少し頑張っていこうと思います。
二代目D.U.Pが活躍する世界線の新しいタイトル、9割決まってるけどあと一歩の決定打が思いつかない……。
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