二代目でじこと初代でじこは別の作品

初代でじこの延長線上のどこかに、二代目でじこはいる。

そう思っていたが、それは間違いだった。

初代D.U.Pの世界線に、二代目D.U.Pはもう居なかったんだ。

二代目D.U.Pと初代D.U.Pは別の作品

いま一度再び、いや改めて、二代目D.U.Pと初代D.U.Pは別の作品であるという認識を再構築しなければいけない。

二代目D.U.Pと初代D.U.P、二代目でじこと初代でじこ。両者が似ている姿をしているために、元々は初代でじこのリニューアルデザインというルーツがために、二代目と初代はどこか同じ作品で、同じ世界線で活きているという意識が大なり小なり潜んでいるのかもしれない。

だが、それは間違いだった。
それは、両者の環境と条件を照らし合わせれば一目瞭然というものです。

二人の環境条件を比較してみましょう。

初代デ・ジ・キャラット/D.U.Pの環境

  • アニメ、マンガ、ゲーム、キャラクターソングなど多くの作品がある
  • でじこ、うさだ、ぷちこのそれぞれにしっかりとしたキャラクター性と世界観がある
  • プロとアマチュア、老若男女を問わず幅広いファンがいる
  • 知名度が高く、名前を聞くだけでキャラクターをイメージできる
  • 共通の知識がファンの間に形成されており話題に乗りやすい
  • ほぼ毎日誰かしらがファンアートを描き、いいねやリツイートなどリアクションが得られやすい
  • 公式が今でも現役でメディア展開している

ざっと挙げられるこれらが初代様の環境です。

このように誰でも入りやすく、話題も広げやすく、創作すれば反応も得られやすい。作品数も多いため新規参入のハードルも低く、無理にファンの間に入らずとも純粋に作品の世界観に浸り、楽しさを深められる。

圧倒的に恵まれた環境と、公式が築き上げた作品としての土台があります。

二代目デ・ジ・キャラット/二代目D.U.Pの環境

  • メディア展開がほぼなく、マンガが0.7冊、ラジオCD4枚、オリジナルのキャラソンが5曲程度としかない
  • でじこ、うさだ、ぷちこのそれぞれにキャラクタープロフィールが存在しない
  • 年代問わずエンジョイ勢でも知る人がほぼいない
  • でじこ、うさだ、ぷちこの二代目という存在自体を知らない人もかなり多い
  • キャラクターのイメージがまったくできず、誰もキャラクター性をつかめていない
  • 基本的に誰も話さず、話せる人もいないため、話題どころか名前すら見かけない
  • 運が良ければ3カ月に1回誰かがファンアートを描くが、誕生日ですら誰にも描かれない
  • 公式自らがキャラクターを否定して記憶から消す

このように、初代様の環境とは真逆の環境にいます。とてもではありませんが、同じ作品だとは思えません。

キャラクターの名前自体を知らず、知ったとしても作品自体がほとんどない。映像で楽しめる媒体もなければ、キャラクターのプロフィールと世界観、物語すらもない。故に誰も話せない。話したくても話せるネタがない。
楽しむためにはまずプロフィールすら存在しないキャラクターの立ち絵イラストを眺めて、どのようなキャラクターかというのを頑張って想像する必要があり、仮にキャラクター性を見出したとしても今度は初代D.U.Pと被らない特徴でないといけないハードルを越えなくてはいけません。

どの面を切り取っても不利な条件しかなく、頑張って知識を総動員させて知恵を振り絞って、やっとスタートラインに立つことができるかどうかです。
当然ながらいつもの調子で二代目でじこ・うさだ・ぷちこのファンアート描いたとしても、いつもの10分の1未満にまでリアクションの確率は下がります。

オリジナルキャラクターよりも不利な環境

先ほど列挙した環境と似ている存在がいます。それはオリジナルキャラクターと、新展開の作品です。

よく言う”うちの子”などのオリジナルキャラクターと新しい作品は、知名度が0から出発することになります。それもそのはずで、生まれたばかりのキャラクター/作品だからです。

ただし、二代目D.U.Pはそれよりも不利な状況となってます。

  • 容姿が既に決まってて、初代D.U.Pとの違いがあまりない
  • 公式という育てるための親がいない
  • 偽物という負の印象を公式がつけた
  • プロフィールも世界観も物語も存在しない

自由が制限されて支援もない中で、知名度が0どころかマイナスの状況からスタートすることになってます。

特に、キャラクターにとってプロフィールが存在しないというのは致命的です。プロでもアマチュアでもない、エンジョイ勢のオリジナルキャラクターやVtuberでさえキャラクタープロフィールはあります。

キャラクタープロフィールというものは金を必要とせず、大金が無くても情熱があれば作れるものです。それをブロッコリー社は二代目D.U.Pが現役だった2007年から2013年という、5-6年の月日をかけても作れませんでした。キャラクターコンテンツを取り扱うエンターテイメント企業として職務放棄だと感じざるを得ません。

ところで、女神ブロッコデスは2013年に新登場して半年以内にはプロフィールが作られていました。今ではブシロドノミコトも含めてしっかりとキャラクタープロフィールが作られています。

二代目でじこ・うさだ・ぷちこのプロフィールの難しさ

ブロッコリー社を擁護する見方を出すとすれば、二代目D.U.Pのプロフィールを作るというのはとても難しいという特色があります。

二代目でじこ・うさだ・ぷちこのプロフィールを作るときに立ちふさがる壁は次の二つです。

  1. 初代でじこ・うさだ・ぷちこと被らないようにすること
  2. 初代でじこ・うさだ・ぷちことの関連性を途切れないようにすること

1は初代D.U.Pと被ってしまっては知名度の差によって初代様にイメージを取られてしまうので、差別化を図らなくてはいけません。ここまでは分かりやすいと思います。

2は初代D.U.Pとの関連性が全くないという状態にしてはいけないということ。関連性が途切れてしまうと”二代目”という特徴が無くなってしまい、アイデンティティを失うことになります。

差別化を図りながら、尚且つ離れすぎて別作品にしてもいけない。という難しい条件を抱えています。
さらに見た目の姿がほとんど同じで、黒一色のシルエット状態にするともう全然わからない状態になるというのが難易度を何倍にも増幅しています。

このように、二代目でじこ・うさだ・ぷちこの独自プロフィールを作るというのはとても難易度が高く、その原因は元々がリニューアルデザインだったというのが発端です。

しかし、そのような中でもブロッコリー社の唯一にして最高金賞の奇策が、

二代目でじこと初代でじこは別人

という設定です。
額縁に入れて飾っていい対応だと思いますし、2013年以降の今でもこれを超えるプロダクトはないと思います。素直にスタンディングオベーションします。

二代目D.U.Pと初代D.U.Pは、ちょっと小競り合いしながらも仲良く前に進んでいるというぐらいが良かったんですよ。

空白の違和感

二代目D.U.Pのキャラクタープロフィール作りは難しいと述べましたが、5-6年もの時間をかけてキャラクターのプロフィールを一つも作れないということなどあるでしょうか。職務放棄と批判しましたが、ブロッコリー社は素人の学生サークルではありません。お金をもらっているプロの組織です。

プロの組織でありながら5-6年もの間、誰一人として、二代目でじこ・うさだ・ぷちこの何が原因なのかがまったく分からず気づきもしなかったというのは不自然です。

力を持った誰か、または複数名が二代目D.U.Pのプロジェクトを強力に抑圧していたのではないかと思えます。特に、”二代目でじこと初代でじこは別人である”という設定が追加されて以降、二代目D.U.Pのプロジェクトは一気に縮小しました。

何かがあったのではないかと思われます。

経営不振で使える資金がなかったとしても、プロフィールが一つたりとも追加されていないというのはやはり不自然です。

次元は剝離した

2013年のあの日から、初代D.U.Pと二代目D.U.Pは交わる世界線上には存在せず、別々の次元へと移ってしまってたんだと改めて認識しました。二代目D.U.Pは初代様の存在しない、別の次元で活きているんだと。

二代目D.U.Pが活きている世界線と、初代様の世界線。どこかしらで少しでもつながっててほしいと思っていても、現実を見れば初代様の世界線に二代目D.U.Pは存在しない。それを何年も見せられつづけましたが、信じたくはなかったです。

二代目D.U.Pと初代D.U.Pは別の作品であるということ。

散々見せられてきた現実に、認識を適応させるのは避けられないのではないか。

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