二代目でじこと初代でじこの仲良し度

 二代目でじこと初代でじこはたまにケンカするぐらいの仲が好き。

初代でじこが唯一全力で闘える相手

 公式が萌えの草分け的存在であると宣言しているのと、そもそもの歴史の長さもあるので、初代様が対等のステージで闘える相手って実はいない。

 初代様より新しい作品だと歴史とスタートダッシュの違いのために、生き抜いてきた環境が違う。古い作品だと、歴史の差でやはり対等の立場には立てない。何よりも作品の発信元が違うために、張り合うことそのものができない。
2014年に発売された『超ヒロイン戦記』で一緒に登場したヒロインたちとも、それぞれが作品として生きてきた環境が違うので、どっちが強いかどうか以前に闘うための同じ条件にはなれない。コラボがあったとしても、やはり現実世界での忖度というものが介在してしまう。他作品同士だったら、両方とも一歩引いて線を引いた状態での闘いになる。

 そんな初代ででじこが、確執や忖度が一切なく且つ同じ条件で全力でぶつかり合えるのが二代目でじこだけなのだ。

 同じ作品内でも同条件がいない

 うさださんやぷちこ、ぴよこも含めて年齢が違う。りんなやみけとは、キャラクターの立ち位置や能力の特性に違いが生じる。

 でじことうさださんは作中でよくケンカしている描写があるが、年の差を考えるとうさださんが全力で闘っているとは考えにくい。

 作品内でのキャラクターとしての立ち位置、同じ服装のジャンル、年齢、そして目からビームという力を宿している。考えようによっては表裏を問わず因縁も絡んできそうなもの。このような理由からも、初代でじこが余計なしがらみもなく、同じリングで同じ条件の下で闘い合えるのはやっぱり二代目でじこしかいない。

実際ケンカしたところ

 初代でじこと二代目でじこが実際に目からビームケンカしてみた結果、引き分けで終わっています。

【 にまにま特別編 コミデジ第6話 】
https://www.nicovideo.jp/watch/ca5494583

 この試合内容が八百長だとかどっちかが手を抜いとかは無しにします。手を抜いていたというのはどちらにも言えることなので。大なり小なり両者とも被弾しているのでガチなんでしょう。

 この目からビーム合戦は、実は初代様の方が一発分多いです。それでいて互角という結果なので、初代様の方がビームの発射数と使い慣れに長けていて、二代目は威力と耐久力が高いという事が考えられる。

ビームの威力は10倍

 二代目でじこはビームが一発少ないのになぜ互角で終わったのかというのが、二代目でじこの公式プロフィールである「目からビームの威力は10倍」であることからきています。これは正真正銘のプロフィールです。

 二代目でじこの作中では明かされませんでしたが、一発分少ない原因としては高威力である分乱射ができない。あるいは一日〇回などの、撃てる回数に制限があるのかもしれません。

二代目と初代様はお互いを高め合う

 二代目でじこだけに限らず、二代目D.U.Pと初代D.U.Pはお互いを補完するというよりは、持っていない能力や特徴でかいくぐるという関係がだと思われます。二代目でじこの瞳の色である「赤」と、初代でじこの瞳の色である「緑」は、双方の色を強調しあう関係です。どちらの色が多くなったとしても、それにより相手の印象を潰すどころか逆に増長させる。

 二代目でじこと初代でじこはの両者は、シーソーのように片方が強まれば片方が弱まるわけではなく、打ち消し合うわけでもない。共鳴することが可能なんです。それも「でじこ x うさだ」という組み合わせではなく、似て非なる者同士で成り立つ特別なものです。

協力よりは利害の一致

 似ているけども決定的な違いがあり同じものではない、それが似て非なる者。かならずすれ違いや意見の違いがあります。初代でじこと二代目でじこでは推しキャラも違いますし。

 ただし、どちらも腹黒さや謀略性という特徴を持っています。マンガを観てみると、二代目でじこについては描写されている機会が少ないために、謀略を練るというよりは正面から突破する力押しな面が強めに感じられます。こういうところも攻め方の違いといったところが感じられます。

 初代でじこと二代目でじこは仲良く協力したり共闘するというよりは、利害が一致したり目的が同じだったために手を組む。もっと言えば、腹の中では自分がのし上がる野望を持っており、相手を利用しあっているという方が的を射ているでしょう。

 まぁ日常ゆるギャグアニメみたいな仲良しこよしでも良いんですけどね。

おわりに

 二代目でじこと初代でじこは、忖度一切抜きに全力で張り合える者同士。でありつつお互いの特徴を高め合える似て非なる者同士。そのためこの二人が二人三脚をすると、息の合った走りをするのではなく、片っ端から障害物を蹴散らしながらドタドタと力任せに走っているような感じになる。

 二代目D.U.Pと初代D.U.Pのお互いの違いが分かる描写というのを公式は逃し続けているので、それを表現できればいいんです。二代目D.U.Pはパッとイメージが湧かないだけで、決して悪いものなどではない。

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