これから3年間の方針【2023年9月】

 3年間の活動決算が終わったところで、これからの3年間を綴ります。

ここは落ち込むための場所ではない。

大きな作品を作ることを主軸に

 2020-2023年は良くない成績に終わってしまった。ですが、もう終わってしまったことです。後悔しても過ぎた過去は変えることができない。
だからこそ、これからのことに目線を向けよう。もちろん希望を抱いてです。我々は二代目D.U.Pのファンだから。

 これから3年間は大きな作品を作ることを主軸にして活動していきます。

 大きな作品とは、アニメマンガゲームのことです。

具体的な展望

〇アニメ
 現在、製作途中の企画が2つあります。

一つは、ワンダフル期のものを模した3分程度のもので、現在は前半パートの二原までが終わってます。後半パートはまだ一原が終わった段階です。こちらはまだ時間がかかります。そのため、2023年中の公開は非常に難しいです。

もう一つは、今年の1月から作り始めていた10秒程度のもので、彩色と背景が終わっております。次は撮影工程で技術的なところが不明だったため止まっていたのですが、やっとその仕組みが分かったためAfter Effectでの工程に移ります。具体的な工数は不明ですが、1ヶ月あれば出来上がるかと思います。

 また、アニメーション制作時の備忘録も兼ねた記事とウェブページを作成予定です。

マンガ
 このWebサイトで公開しているもので、4コマ程度のスーパーショートのものがありますが、もう少し長めのショートマンガも作成予定です。

スーパーショートは今後も、スケジュールと鑑みて適度に作成して公開していきます。

ショートマンガは今後の作成予定のもので、スーパーショートよりはちょっと長めのものでサクッと読めるものにする予定です。

 いずれに関しても、二代目D.U.P独自の世界観とキャラクターを見せていくことを主題にしています。ヤマやオチがない場合も考えられますが、サクッと読めるマンガとして程よく楽しめるものを目指して作ります。

〇ゲーム(3DCG)
 散歩して歩き回れるものを目指してます。ツールは『Blender』と『Unreal Engine 4(UE4)』を使っていきます。

Blenderでのモデリングは二代目でじこで一度作りことはあるのですが、前任者はノーパソで作っていたので、ポーズ一つ付けるだけで苦労してました。何度か挑んでは別の企画に引っ張られて頓挫してます。
現在は二代目うさだのモデリングをやってる途中で止まってます。

UE4では二代目D.U.Pが住んでいる都市を作ってて、今はネオゲマとその周辺を作ってる段階です。当初の目的は、世界観ページを作った時の載せるためのイラスト作りだったんですが、どうせなら歩き回れた方が楽しそうですのでそうすることにしました。

 BlenderもUE4もすぐに完成するものではないですし、ゲームにするのも簡単ではないでしょう。ゲームと一括りにしてますが、散歩ゲーにするのは最終目的ぐらいにしています。

 あと何よりも、現在使っているPCのスペックが低いです。グラボがUE4の公式サイトが提示する推奨環境の最低値ぐらいのものしかありません。そのため製作していると随所で読み込み時間が発生し、作業が円滑に進みません。
PCスペックを上げたいのは山々なのですが、予算が足りないためすぐに解決はできません。その理由もあって、ゲーム部門は作品リリースがとても遅くなります。

以上のような内容で計画しております。

 また、このWebサイトもまだ改良の余地がありますし、ホームページ(トップページ)も無い状態なので、近いうちに実装できるようにします。

 この3つにリソースを優先的に注いで、二代目D.U.Pの下地を作っていきます。これによって二代目D.U.Pに深くハマれる可能性が上がります。二代目D.U.Pを知ればいずれ、初代様にも興味が行くのが見込めます。

 ” 二代目D.U.Pとしてのキャラと世界観の下地ができて愛着が生まれる。調べてみると初代様の存在を知る。初代様は現役で活躍しているので公式にお金を使ってくれる可能性ができる。二代目と初代様の世界観ができるので、両方のファンが生きていられる。 “

 最終的にどちらかのファンになるか、両方のファンであり続けるかはその人の選択次第なので分かりませんが、このような相乗効果が見込めます。

大きな作品は心を支える

 アニメ、漫画、ゲームは受け手や読者が楽しむことができるものです。長く、そして深く世界観に触れることができます。こういうところはわざわざ言われなくても、無意識では感じ取れてるんではないかと思います。

 この3つの作品のどれかがあれば、キャラクターの見た目や性格を含めた「そのキャラらしさ」というのを脳内のイメージしやすくなります。そしてそれは記憶として、もっと進展すれば愛着へと育ちます。

 それだけでなく仮に同志やファンといったものが少ない、もしくは提供元からの供給が無くなったとしても、なんとか心の飢えを凌ぐことはできます。そういう心の拠り所ともなるのです。

 この心の拠り所となるものや、「そのキャラらしさ」と言ったものが二代目D.U.Pにはとても少ないです。漫画はありますが一冊しかなく、掲載されているのもその漫画本の6割ぐらいです。
また二代目D.U.Pの声優さんがメインとして進行しているネットラジオのCDもありますが、こちらは例外です。声優さんのラジオCDは、その作品が現在進行形で活躍していたり、活発に公式展開されている場合に大きく効果を発するものです。

 二代目D.U.Pだけに限りませんが、キャラクターが愛されているかやファンの数については、そもそもの作品があるかどうか重要です。このことから二代目D.U.Pのファンは少ない。
そしてファンアートが少なかったり作られる機会がものすごく少ないというのは、二代目D.U.Pの存在が知られていないからというのが原因の一つです。

 ただし、存在を知られてないというのはきっかけの話で、その先の大きな作品が極端に少ないというのが致命的な原因の一つです。もう一つの原因については何度か話してますし、次回の記事で書きます。

現状維持か発展させるか

 二代目D.U.Pの存在が知られていないと書いてきましたが、ここで宣伝や布教活動を頑張ればいいかというとそうでもありません。むしろ、あまり効果は見込めません。

 宣伝するというのは、売るものが存在していることで初めて行われる活動です。売るものがないのに宣伝して人を集めても意味がありません。せっかく興味を抱いて足を運んでくれた人をがっかりさせてしまいますし、それで離れた人がもう一度足を運んでくれる可能性はとても低いです。

 なので当機関では、マンガ、ゲーム、アニメを創ることに優先度を集中させます。

イラストの優先度は下げる

 自分もイラストをやりたいですけど優先度を下げざるを得ません。

 というのも、大きな作品を作るにはある程度まとまった時間が必要です。2-3日で完成するような代物ではないです。漫画をイラストの感覚で取り掛かれるという人は稀です。もしくはかなり慣れてる人ぐらいです。
内容を考えたり、そのキャラらしさをアピールさせる上での展開を考える、そしてそれをイラスト一枚ではなく数ページ分作るとなるとそう簡単に作れるものではなくなります。

イラストに価値がないわけではない

 大きなコンテンツはキャラクターや世界観を含め、コンテンツというものを拡張し発展させる力を持っています。作品のファンが二次創作としてイラストを描いているという人はたくさんいますが、その方々がその作品にのめり込むようになったのには必ず元となったアニメ、ゲーム、マンガなどがあったはずです。ソシャゲやVTuberであっても、ソシャゲや動画というファンになった元の作品があるはずです。

 だからと言ってイラストには何の力もないわけではありません。

 イラストには人々の心や記憶、興味を繋ぎ止める効果があります。現状維持では衰退するというのを見聞きした人はいるかもしれませんが、現状維持をする活動すらないものは一気に風化します。

 だからこそイラストを描いている人の存在もまた大きく貴重というわけです。彼らは現代に溢れかえる他の作品という激流の中で、イラストという能力でもって二代目D.U.Pの記憶を埋もれさせないように繋ぎ止めています。それだけの強さがあります。

 当機関はイラストの優先度を下げて大きな作品を作ることに舵を切りますが、イラストを全くやらなくなるわけではないです。やる機会が今までより減るだけです。扉絵や告知用のイラストだって描かなくてはいけないわけですし、イラスト自体の能力を衰えさせるわけにもいかないので全く描かなくなるというわけではないです。

誰かに描いてもらうという手段もありか

 イラストを描ける時間が少なくなってしまう場合は、また別な方法をとるしかないかもしれないです。改めて感じましたが、初代様のイラストが1日30枚描かれるからと言って、自分一人が1日にイラストを30枚、クオリティを落とさずに毎日作るというのは同じ「人間」という存在ではあるもののちょっと無理ですね。とてもとても悔しい限りです。

 であれば出費して誰かに描いてもらうというのも手段の一つだと思います。企業はそういうのを当たり前のようにやってます。もちろん依頼ではなく、純粋な「好き」という感情で作られたイラストの方が桁違いの美味しさというのは言うまでもありません。

 正直なところ、この件に関してはちょっとまだ検討段階です。

おわりに

 二次創作である。趣味である。
という前提を分かったうえでの自分の選択なんです。楽しむためだけにやればいいし、その方が精神衛生上は安全というのは百も承知です。この世にもう一人の自分が居て、まだ創作という能力を手にしていなかったら、きっと一人で泣いてます。だから自分ができるすべてをやってるだけです。

 SNSやネットを含め界隈から少し距離をとって、ほどよく楽しんでいる方が賢いですし楽だと思います。ただなぜかその気持ちで生きていると体調崩すんで、10日ぐらいしかもたないんです。

 初代様が作った過去の光を、二代目D.U.Pで超えたいんです。倒したいのではなく超えたいんです。

 多分この思いはもう消えないと思いますし、何かから解放されるということもないと思います。界隈から距離をとるほどに大きくなってきたんです。どっちに転んでも苦しいなら後悔しない方を選びます。

 間違っても同じような想いを背負わないでください。自分以外の二代目D.U.Pファンは、純粋に好きの気持ちで二代目にハマっててほしいです。楽しんでいる他の二代目ファンを眺めるのがとても幸せです。好きという想いを共有して楽しむというのは任せます。

 まだ動ける。

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